マナラ ホットクレンジングゲル 7日間お試しを使ってみた
仕事をしていたときも、それほど化粧品にお金をかけてはいませんでした。
私が行っていた皮膚科の先生は、化粧品でシミやしわが取れるということに懐疑的で(その割には高い化粧品をすすめるけど)、「どんなものを使ってもそれほど違いはない」という先生の言葉を今も都合よく😆信じています。
仕事をやめてからは、ますます無頓着に。
旦那の金で高級化粧品を買うなんて申し訳ないので、スーパーの棚に並ぶものを物色。
今の肌が、使ってきた化粧品のせいで悪くなったのか、ただ単に歳をとって衰えたのかは神のみぞ知る!です。
しかし、最近、InstaやFacebookなどのSNSなどをのぞくと、ブロックしきれないほどの試供品の広告がでてくるので、興味半分に試してみることにしました。
マナラ ホットクレンジングゲル マッサージプラス
作っているのは、株式会社ランクアップ。
クレンジングを中心に、スキンケア、メイク、ヘアケアなどを展開する会社。
2002年創立というから20年ほど。新しの会社というのか歴史があるというのか微妙。
今回は、ホットクレンジングゲル マッサージプラスの7日間無料お試しパックをたのんでみた。
送料もなし、ふとっぱら!
申し込みはもちろんネットで。
3日ほどでサンプルが届きました。🎁
パッケージ表紙には「今夜、19:00以降にご開封ください。」なんて書いてある。
中をあけると「~。どうしてもあなた様に、今夜のお風呂タイムにご使用いただきたく、~。」と意味深な言葉。
お風呂につかりながら使うのか?🛁
とおもいきや、そのあとにこう続く。
「「今使っているものが終わったらあとで使おう」「旅行用にとっておこう」とまだお使いになっていない方も多いようです。~今すぐ体験していただきたい!~」とあり、要は「今日から使ってね」ということみたい。
ほかに、使用方法についての説明書と「感動化粧品マナラ 誕生物語」と題した漫画が同封。
漫画には、創業者の岩崎 裕美子さんがマナラを作るまでの道のりが描かれている。
広告業界で働くなかで化粧業界の裏側を知り、自身の肌トラブルも企業の都合で配合される化粧成分に原因があると一念発起してマナラを立ち上げたようです。
32ページにわたる漫画も広告にしては読みごたえがある。すこし、抜粋。
いち女性が信念をもって化粧品を作られた成功物語。数々の困難を乗り越えての化粧品開発。頭がさがります。
このランプアップという会社、社長が女性ということもあって、非常に女性が働きやすい会社みたいです。好感度アップ。
使用感
マナラ クレンジングゲルはゲルとある通り、ほんのりオレンジの透明なジェリー状。
ゲルにしては硬さがあり、すごく濃厚。
逆にいうと、顔にすっと伸びる感じではなく、アイメイクがなじみにくい。
「仕様説明」を読むと、「目もとは最後になじませてください」とある。ということは、塗った後に少し時間をおいた方がなじみやすいということかもしれない。
なるほど、最後にはキレイになくなりました。
くるくるマッサージをしながら伸ばしていくと、かすかに暖かい感じがする。
顔全体がポカポカというよりも指が触れているところがポカポカします。
それもそのはず。このゲルは水分と混ざることにより発熱するそうで、肌や空気中の水分と反応する。
空気中よりも顔や肌の水分の方が多いので、触れている個所のほうが感じやすいんでしょうね。
洗いあがりはツッパリ感はまったくなく、しっとり。
ダブル洗顔は不要です。
成分
漫画のなかでは、マナラが成分にこだわって本当にいいものを作ったということが協調されている。
だけど、今回のサンプルには成分のことについて書かれているものはなにも入っていない。
こんなに成分にこだわってつくったものなら、なぜもっとそれをアピールしないんだろう?
マナラのHPに載っているクレンジングゲルの全成分はこちら。
- グリセリン
- トリエチルヘキサノイン
- オリーブ果実油
- イソステアリン酸PEG-8グリセリル
- ステアリン酸グリセリル
- (ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル-10
- 水
- フウチョウソウ葉エキス
- アーチチョーク葉エキス
- メドウフォーム油
- パパイン
- プロテアーゼ
- α-アルブチン
- 乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液
- ヨーグルト液(牛乳)
- ナイアシンアミド
- グルコシルヘスペリジン
- ビワ葉エキス
- ゴボウ根エキス
- ショウガ根エキス
- マグワ根皮エキス
- ゲットウ葉エキス
- テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
- 加水分解コラーゲン
- マンダリンオレンジ果皮エキス
- ラウリン酸ポリグリセリル-10
- ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
- ヒアルロン酸Na
- ユズ果実エキス
- チャ葉エキス
- セレブロシド
- オウゴン根エキス
- ノイバラ果実エキス
- ローヤルゼリーエキス
- メマツヨイグサ種子エキス
- セイヨウトチノキ種子エキス
- ヘマトコッカスプルビアリス油
- ダイズ種子エキス
- プエラリアミリフィカ根エキス
- アスコルビン酸Na
- ザクロ果実エキス
- ハチミツ
- オリーブ油脂肪酸エチルヘキシル
- スクワラン
- ニンジン根エキス
- オプンチアフィクスインジカ茎エキス
- ミツロウ
- ダイズ油
- (ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル
- DPG
- ポリグルタミン酸
- アルギン酸Na
- シアノコバラミン
- トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル
- ステアリン酸PEG-5グリセリル
- ステアリン酸PEG-15グリセリル
- 加水分解酵母エキス
- ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース
- (アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
- クエン酸、クエン酸Na
- (アスコルビル/トコフェリル)リン酸K
- トコフェロール
- イソステアリン酸ソルビタン
- リン酸
- BG
- (C13-15)アルカン
- ポリソルベート60
- ペンチレングリコール
- リン酸Na
- PEG-60水添ヒマシ油
- リモネン
- フェノキシエタノール
なんと、内容量200gの中に72もの成分が入っている(化粧品としては、特別多いというわけでもないが)。
確かに成分にこだわっている感じ。
普通、こういった成分表は多いものから順に並べられている。
一番多くはいっているグリセリンは保湿成分。
2番目のトリエチルヘキサノインは、「化粧成分オンライン」によると、さっぱりした軽い使用感をつくり、通気性のよい膜をつくる成分だとか。
オリーブ果実油はクレンジング成分。
イソステアリン酸PEG-8グリセリル、ステアリン酸グリセリルは、乳化剤。
7番目の「水」以降に並べられているフウチョウソウ葉エキス、ザクロ果実エキス、ヒアルロン酸、ハチミツ等の有効成分。
お肌によさそうな有効成分がたくさんはいっているけれど、あまりにもたくさんの有効成分がはいっているので、ひとつひとつはどのぐらい入っているのだろう?
私は専門家ではないので、専門家が解説したブログをご紹介。
かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき
コスメ解析ドットコム
クレンジングジェルの選び方
この3つのブログをまとめると。
①美容液といえるほどの豪華な成分を配合
②クレンジング能力はそれほど高くない
個人的には
①美容液といえるほどの豪華な成分を配合されている。
岩崎 裕美子さんは、「美容液でメイクが落とせたらどんなによいだろう?」とかんがえて作っただけある。
それ自体は素晴らしいことだと思うけど、はたして美容液成分がどれだけ肌に浸透するのか疑問。
私の皮膚科医は「化粧品が肌にぐんぐん浸透するなら、風呂に30分つかってたら身体がブクブクに膨れ上がるわ!」という。
ほとんどの化粧品は肌の一番上の角質層にしか浸透しないと聞く。
どれほど豪華な成分を配合してようが、それが1~2分で洗い流されるクレンジングに入っていてもどれほど肌に残るのだろうか?
②クレンジング能力はそれほど高くない。使ってみてアイメイクの洗浄には時間がかかることを実感。
アイメイクは別に落としたほうが楽かも。
温感作用で毛穴がひらき洗浄できるらしいですが、これもちょっと信じがたい。
だって、お風呂やエステでめっちゃ毛穴ひらいたあとでも、毛穴の黒ずみってなかなか頑固な汚れであ~る。
ちょっとポカポカするぐらいで毛穴は開くのだろうか?
このクレンジング、定価で買うと4,180円。定期購入で3,344円なんですよね。
2か月もつというが、私のような無職の人間にはちと高いなあ。
ちなみに、サンプル使用後、2度ほどマナラからセールスのお電話がありました。
そうですよね。
無料サンプルですもんね。
すみません。
買わないでごめんなさい。
試させていただいてありがとうございます。
本当は、マナラのアフィリエイト広告をブログに張り付けて儲けようと思っていましたが、今回はパスします。
でも誤解してほしくないのは、あくまでも個人の感想です。
「アイメイクはもちろん専用クレンジングを使っている」「4000円のクレンジングなんて安いじゃん」という方にはいいんじゃないかな。
ある意味、私もそんな人になりた~い。
50女の心得
おそれずに、サンプルで、クレンジングについて考えてみる