ダルマの楽園 勝尾寺

8月下旬、クソ暑い中、大阪府箕面市にある勝尾寺に行ってまいりました~!

私自身はその存在すら知らなかったのですが、ちょっとしたダルマ・ワンダーランドだったのでご紹介したいと思います!

勝尾寺 概要・アクセス

歴史

まあ、勝尾寺のサイトを見ていただいたら一目瞭然なんですが、勝尾寺のサイトが常時SSL化されておらず、URLを貼り付けるとこのサイトも「保護されていない通信」になってしまうので、すみませんが、個々でググってください。

勝尾寺の草創は古く、奈良時代に遡ります。

「草創」

54歳にして初めて目にし、使ってみた。「草創」は「そうそう」と読み、「お寺や神社などを初めて建てること」を意味するそうな。一つ賢くなりました。

サイトには「勝尾寺縁起」という勝尾寺の草創から名前の由来などもあるので、行く前に下調べしておくと、あなたの株も上るでしょう。

参拝時間

平日8:00~17:00
土曜日8:00~17:30
日曜・祝日8:00~18:00
※参拝受付は閉門15分前までとなります。

入山料金

個人
大人(高校生以上)400円
小・中学生300円
未就学児100円
2歳以下無料

電車

バス

阪急バス29番(北千里、千里中央から乗れる)

ダルマ・ワンダーランド・マップ

ウェルカム・ダルマ

まず、①の入り口に行って入館料を支払う。

そして、②の山門へ。ダルマ・ワンダーランドが私たちをお出迎え。

賽銭箱におかれたダルマさんたち。よく見るとわかるのだが、山門にもいたるところにダルマが置かれている。

実はこのダルマさんたち、おみくじが入っていた容器である。いつの頃からか、おみくじを引いた人々がダルマを持ち帰らず置いていったようだ。

奉納ダルマ

一般公開されていない③の宝物館を通り過ぎて進むと、⑤の場所に勝ちダルマ奉納棚がある。デザインは同じだが大きさの異なるダルマがぎゅうぎゅう詰めにおかれている。

これらは、「勝ちダルマ」と呼ばれるもので、願掛けに使われるものだ。購入して願い事を底に書き、片方の目をいれる。そして、願いが成就したら、もう片方の目をいれて、お礼参り方々奉納するということになっている。

だから、ここにあるダルマはすべて願い事を叶えた勝ち組だ。自信満々のお顔から「どうだ、俺、すごいやろ」という声が聞こえてきそう。

ダルマの値段は、10号 / 2,000円(上記写真の一番小さいもの) 8号 / 3,500円 7号 / 5,000円 2号 / 70,000円。1番大きいダルマは20万円もするそうな。そうそう簡単には勝たせてもらえないよね。

壁面埋め込みダルマ

石塀の隙間に埋め込まれるように置かれたダルマ。ずっとそこにいて目を光らせているような、それともたまたま私たちが歩く音に誘われて壁の中からでてきたような。

はたまた、⑧鎮守堂の壁面に整然と並べられたダルマ。こちらも、やっぱり一人はさみしそう。でも、よく見たら、顔はりりしいです。

それもそのはず。ダルマさんは、もともと達磨大師と呼ばれる禅宗の初祖で、インド人である。この目力の強い形相はインド系のお顔からきているのだろう。

集合住宅ダルマ

⑬総合受付所向かいの塀の上に延々と並べられたダルマさん。

⑨開山堂の手すりにずらりと並んだダルマさん。

森のダルマ

真夏の緑生い茂る木陰に赤いダルマのコントラストが映える、森のダルマさんたち。

⑮にある法然上人第五番霊場 二階堂の向かいにある木陰に並んでいる。

ここだけでなく、境内を散策すると草の合間からヒョッコリ顔をだしているから、踏まないように気を付けた方がいい。

わたしは、映画「もののけ姫」にでてくる「こだま」を思い出したんだけど、どうですか?

こんな大阪の山の中に、おびただしい数のインド人のお人形が置かれている・・・。はるか遠い昔から海外の文化が日本に根付いているのを見るのはロマンを感じるね~。

御祈願用のダルマに目を入れる時は、「目標達成の為に一切妥協せず、あらゆる努力を惜しまない事を自分自身に誓い、ダルマの右目(向かって左側)に目を入れる」のが習わし。

デキる人とデキない人の違いって、まさしくここ「目標達成の為に一切妥協せず、あらゆる努力を惜しまない事を自分自身に誓い」なんですよね。これさえできれば、人より抜きんでることができるし、夢にも近づける。

逆に言うと、これができるんだったら、神だのみしないという話もあるが・・・。目標達成のためにはこれしかない。

だから、ダルマは買わずに、自分自身に誓います!

50女の心得

誓いは自分にたてる!

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