「IT知識ゼロ&アラフィフの私が2年で稼げるトップYouTuberになった方法」を読む

今日は、50代でトップYouTuberを夢見る「わたくし」が憧れる、現トップYouTuberの緒方亜希野さんのご本を紹介しまっす!

祝辞

実は、緒方さんとは子どもの保育園からのお付き合い。当時からやり手で、年下でありながら、私にとっては頼れる姉貴的存在。

途中、私の引っ越しなどもありましたが、細く長くお付き合いが続いている。

50歳を過ぎた私がYouTuberになりたいなどと思うようになったのも、緒方さんのおかげ!

その緒方さんが、この度、記念すべき第一冊目の著書「IT知識ゼロ&アラフィフの私が2年で稼げるトップYouTuberになった方法」を扶桑社より出版!

出版に合わせて、YouTubeにて「大人のYouTube養成講座」も公開。相乗効果バツグン!

一生懸命頑張ってきた彼女を見てきただけに、今回の出版は本当に喜ばしい。おめでとうの意味も込めてレビュー書かせてもらいまっす。

大人世代のYouTube成功法則

この本には、緒方さんの経験に基づいたYouTubeに対する考え方、始める方法、収益化、実際の作業方法などが平易な文で、最近すっかり活字が頭を素通りする私でも分かるように書かれている。

目次の6項目に沿って簡単に中身をご紹介しまっす!

①知識ゼロから登録者数10万人のYouTuberへ

もともと洋菓子店を営んでいた緒方さん。毎日同じものをコツコツ作るというよりも、レシピ開発などの方が好きだったとか。

地元の「お土産物」コンテストでグランプリをとってからは、市のお仕事にも関わるようになり、その縁で、外国人に英語でお料理を教える仕事が舞い込んだ。

その時、1日8時間以上、YouTubeを見て英語で料理を教える方法を頭に叩き込み、仕事は見事成功!

せっかく得た「英語で日本食を教える」という技術をこれで終わらせるのはもったいないと、自らYouTubeチャンネルを立ち上げたのだ。

それまで、洋菓子店のHPは外注。お料理ブログを定期的に上げるぐらいで、ITの知識はほとんどなかったとか。にもかかわらず、撮影、編集、チャンネルの設定、収益化設定まで全て独学でやり遂げた。

その当時、私(元翻訳家)にも何度かそんなことをしているという話を聞かせてくれたが、「英語に直してくれへん」とか、そういう甘えは一切なし!(信用されてなかっただけかもしれんけど・・・)

コツコツ動画をあげても視聴率が伸びない半年を経て、1年後には収益化、そしてついに登録者10万人越え!なんか、銀色のプレートもろうてた。

う~ん。私のYouTubeチャンネルも一方はそろそろ1年になるが、収益は0。登録者数20人・・・。

なぜだ!? 

その原因は、この本を読めば明らかになる・・。

②トライ&エラーから学んだ成功の鍵「チャンネルブランディング」

基本は「1チャンネル1テーマ」。緒方さんの場合は、日本料理。

私はと言えば、「50歳の女性向き」という大きなテーマはあるものの、山登りや、料理、知人にインタビューなど、まったくとりとめがない。

私たち大人世代の狙い目分野は、「ハウツーとスタイル」と「教育」だそう。

「50年も生きていれば、何かしら教えられることがあるはず」ということだが、私には思い当たらない。

でもきっと緒方さんならこう言うであろう。「英語をやれ」と。

翻訳家ではあったが、わからない事だらけで苦労した私としては教えられるレベルではないと思うのだが、「『恐れ多い』人に教えてもらうよりも『ちょっと上手な』人に教えてもらいたい人々がきっといる」というのが彼女の持論。

そういえば、昔、上司からこんな話を聞いたことがある。

“例えば、クライアントから「フィンランド語」を教えて欲しいと言われたら、たいていの人は無理だと思う。だが、デキる奴は「教えます」と即答し、その足でフィンランド語教室に行く。そこで教えてもらったことを次の日にクライアントに教えればいいのだ。”

う~む。そういうことだったのか・・・!?

狙い目分野は、「ハウツーとスタイル」と「教育」だが、それだけでは不十分。その中でも、参入者が少なく、自分にしかできないニッチ分野を探す必要がある。

なんでもそうですが、自分にしかできないことを探す。それが成功の鍵。

話はそれるけど、私のチャンネル登録者には男性が結構いらっしゃる。50女の山登り見て面白いのかな~と思ったりもするが、結構ニッチ分野なのかも!(笑)

③知識ゼロでもできた!「独学で習得した動画作成テクニック」

YouTubeは準備が肝心。まず、アップロードの日を決め、企画をたてて、スケジュールを組んで、台本を作成。ここまでが準備。

私の場合と言えば、
「アップロードの日」 →決めてない
「企画をたてる」 →なんとなく頭の中にある
「スケジュールを組む」 →できる日にする
「台本を作成する」 →メモ書き程度

それぞれについても詳細に書かれています。例えば、アップロードの日。

アップロードの日は、「自分と似たテーマの人気チャンネルの直後にあげる」とか「ターゲット視聴者の生活パターンを考える」等を考えて決めた方がいいらしい。

私の場合と言えば、
「出来た時点で即アップロ~ド~」。

台本作成時には「結・起承転結・続」を考えて作るそうな。

そういえば、YouTubeにはこういうパターンが多い。

今日は成功者がやっている3つの事をお教えします!

と最初に言ってから、タイトルイントロを流し、そして

1つ目は、~。2つ目は、~。そして3つ目は、~。

となり、

そこで、間違えてはならないのは~です。次回はこの点について詳しく説明します。

視聴時間も収益に反映されるので、視聴者により長く見てもらう工夫をしなくてはならない。

メイク動画をよく見るけど、最初のすっぴん顔と出来上がりだけ見たりする。ああいうのも最初に「途中、3つの大事なポイントがあるので見逃さないでね」と一言加えるといいのかもしれない。

準備の後は、実際に撮影、編集、投稿となる。その過程についても本書や上記「大人のYouTube養成講座」でも詳しく説明があるよ。

④YouTubeで稼ぐ!「収益化の仕組みと方法」

ここがみんなの知りたいところですよね~。

YouTubeの広告の仕組みや収益化の流れなどについて丁寧に書かれている。

ただ、注意したいのが、結構変動するということ。

YouTubeの収益は、「YouTubeパートナープログラム(YPP)」に参加することによって発生する。

そのYPPに参加するには、総再生時間4,000時間以上、登録者1,000人以上など、いくつかの条件をクリアする必要がある。

このYPP参加許可が出るまでに脱落していく人も多いとか。

でも、この参加条件だって最近できたもので、明日になれば、10,000時間以上、10,000人以上に変わっているかもしれません。

条件が厳しくなる前にYPPに参加したいものだ。

ハードルの高さに凹みそうだが、この項の最後の方にこう書いてある。「で、ぶっちゃけ儲かるの?答えは「Yes!」」。10万人の登録者がいれば「まあまあ儲かる」らしい。

また、YouTubeのいい所は、普遍的かつ優良なコンテンツは数年たっても見られるってこと。5年前に作ったコンテンツが5年後にも勝手に稼いでくれる可能性がある。その点、「ハウツー」ものや「教育」は強いのだ~。ふむふむふむ。

⑤チャンネルの成長を加速!「外部からアクセスを集める仕組み作り」

外部からのアクセス。つまり、ブログやインスタ、Twitterなどから誘導する仕組みづくり。

その一環で私もこのブログを始めたのだけど、今は、こっちがメインみたいになってるよ。とほほ。

ブログの始め方やお勧めのブログ作成ソフトのWordpressなども彼女から教わった。

私は、今のところ、SNSには、このブログやYouTubeのことは一切載せていない。なぜかと言うと、Facebookには“今は”見られたくない人がいるのです。

「そんなこと言ってたらあかん」と緒方さんから言われているのだが・・・。色々ありますねん。あと、少しだけ待って・・・。

これも私のYouTubeチャンネルが認知されない原因です。はい。

⑥チャンネル登録者数10万人への道のり「キッチン・プリンセス・バンブーの成功法則8」

彼女の経験に基づいて引き出された成功法則が8つある。

本を手に取って読んで欲しいので全部は紹介しないが、彼女が口を酸っぱくして言っているのは・・・。

「一貫性」

テーマや更新頻度、日時、テーマ曲、タイトルコール、台本のフォーマット、ナレーションのテンションや動画のライティングにまで一貫性をもたせる。

その理由は、「視聴者の記憶に残る」、「視聴者に安心をあたえる」、それから「製作の無駄を省く」ため。

特に、更新の頻度と日時を決めてからは、格段に再生回数が増えたそう。

「一貫性」、私のブログに一番足りないものと言ってもいい。

自分のYouTubeチャンネルを成功法則に当てはめてみると、登録者数が伸びない理由が一目瞭然。伸びる訳がないよね~。

成功法則は他にも7つある。

もちろん、緒方さんの成功法則が、全てのYouTubeチャンネルに当てはまるものではない。しかし、もし、登録者数が伸びないと悩んでいる人がいるなら、最低この8つを満たしてから、撤退するかどうか考えてみるべきだ。

アラフィフのみならず、若い人でも、YouTube初心者さんにはお役に立てる本となっているので、是非、読んでみて欲しい。

50女の心得:持つべきものは友

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