以前から興味のあった株式投資。

といっても、何から手を付けたらいいのかわからず、ずるずると始めることができませんでした。

実は、85歳になる母親が今でも株式投資でお小遣い稼ぎをしています。最近心身ともに老化が進み、歩かせたらフラフラ、しゃべらせたら「あれをあ～しといて」と主語も動詞もありませんが、株の話になると目がぎらぎら、言葉もシャキシャキでてきます。

バブル崩壊の時には大損をしたらしいですが、生活費に年金をあて、配当金をお小遣いに、まあまあ快適なシニアライフを送っています。

私も翻訳の仕事をやめ、無職かつ無収入なので、頭の体操をかねて挑戦してみようと思います。

私のブログは株式投資をお勧めするものではありません。ただの忘備録ですので、このブログを読んで株式投資を始めようと思っても、自己責任でお願いします。

株式投資を始める前に読んだ本

さて、母親という大先輩がおりますが、彼女は真の叩き上げトレーダー。何を聞いても「自分で勉強してやってみるしかない」の一点張りです。

しかし、私は既に頭の回転が遅くなっているので、株関係のネット記事を読んでもチンプンカンプン。そこで、基本の基本となる本を読んでみることにしました。まず読んだのは、

「漫画　バビロン大富豪の教え」

はい、漫画です。いや～、最近なかなか活字を咀嚼するのが難しくて・・・。

しかし、漫画だとあなどることなかれ！あのリベラルアーツ大学の両学長おすすめ書籍一覧のトップに君臨しています。

株式投資の具体的な策にはまったく言及されていませんが、株式投資につながるマインドが描かれています。

話しは２つのパートにわかれています。現代に生きる落ちこぼれ考古学者がバビロンの石碑を読み解くパート。そして、その石碑を書いたバンシルという少年が古代バビロニアで富を築くメインパート。

50年以上もお金のことをあまり考えずぼ～っとしてきた私のような主婦には、バビロンの世界はピンとこないところもあるのですが、豊かになるための７つの法則が書かれています。

黄金に愛される七つ道具

１．収入の１０分の１を貯金せよ
これは簡単。でも、就職してからずっとしているか？といったら、していない時期もあった（バイトの時期とか、子どもにお金がかかる時期とか）

２．欲望に優先順位をつけよ
「収入の10分の１を貯蓄に回し、10分の９で出来ないことは諦めなければならない」。言い換えると、「一番やりたい事のためにお金を使え」ということ。私は、常にやりたい事がいっぱいあるので優先順位をつけるのが苦手。全部手をつけて全部中途半端になるのが常だった。

３．蓄えたお金に働かせよ
「お金を持っていることが財産ではない。定期的にお金が入ってくる仕組みこそが本当の財産」である。私は、普通預金が主。貯蓄預金もあるが、0.02％ぐらい？まったく出来ていません。

４．危険や天敵から金を堅守せよ
「儲け話がある時は必ずその道に長けた人に相談すること」とあります。独学は慣れてるけど、人に尋ねるのは苦手。お金かかるし。どうしようっかな。　

５．より良き所に住め
「家というのは幸せな生活と密接にかかわっている。その幸せは貯金を増やすモチベーションになる」。モチベーションを上げる秘訣ってとこかな。

６．今日から未来の生活に備えよ
目先の利益にとらわれることなく、将来を見据えて行動する。当たり前と言えば当たり前のことですが、なかなか難しい。

７．自分こそを最大の資本にせよ
学ぶことで自分自身の人的資産はおおきくなる。それを資本にするためには、行動することである。

とまあ、簡単に要点を述べるとこういうことです。

これらの他に＜「お金」と「幸せ」を生み出す　５つの黄金法則＞についても書かれています。

世界一やさしい株の教科書

読んだ後にわかったのですが、株で儲ける方法は色々あって、この本は短期、または中期で売買してその差額で儲ける方法の本でした。

だから、儲かる会社の見分け方よりも、チャートから株の上がり下がりを見分けるテクニカル分析について詳しく書かれています。

自分がどのタイプの株投資をするのかまだよくわかっていませんが、チャートの基本的な見方などがわかりました。

著者は株で財をなして韓国人のジョンさんという方で、日本語でYouTubeチャンネルも持たれています。

会社四季報公式ガイドブック

株投資！というと四季報というイメージ。

私の家にも母が買った四季報が転がっていたので、その名前はよく知っていますが、めちゃくちゃ小さな文字がならんだ意味不明の本でした。

その意味不明な小さな文字を解読するのに必須の本です。

まったく何もしらずに投資を始めるのも不安なのでとりあえず基本の「き」の部分を勉強してみました。株をやっている人からみたら、「その3冊だけで始めるのは危険」と思われるかもしれませんが、残りの人生も短いので、やりながら勉強していきま～す。

50女の心得

笑われてもいい！学びを止めるな！