するか、しないか?50代のグレイヘア

50代になると、ほとんどの女性が、白髪問題にぶちあたる。

最近は、グレイヘアになる女性が増えてきてるけど、50代のグレイヘアどうなんでしょう。

自分なりに考えてみました。

グレイヘアが素敵な女性たち

70代以上

最近、グレイヘアの素敵なマダムが増えてきた。

当ブログでも紹介した、マダム・チェリーさんや木村眞由美さんもきれいなグレイヘア。草笛光子さんもすっごく綺麗!

マダム・チェリーさん
木村眞由美さん

併せて読む!
50代の今だからこそ読む「マダム・チェリーの『人生が楽しくなるおしゃれ』
「私はわたし、80過ぎてもおしゃれは続く」を読んでみた

彼女たちは、70~80代。50代の場合はどうだろう?

50代

五嶋佳代さん

アパレル業、飲食業で活躍されている五嶋佳代さん。ほのかなピンク色が可愛いお顔とマッチしてとてもいい感じ。グレイヘアというよりも、パープルやブルーなど様々なカラーの1ついう感じさえある。

宮原巻由子さん

分野は違えども私と同じ翻訳家の宮原巻由子さん。40代後半までモデルの仕事をしていたそうで、すごくきれいな方。ピンと伸びた背筋が凛とした印象を与える。

白髪染め遍歴

他にもグレイヘアの素敵な50代はたくさんいる。その方たちのグレイヘア談を読んでみると、20代頃から白髪が生え始める「若白髪」家系が多いような印象がある。

私たち50代が若い頃はまだ、老若男女問わず「茶髪」に染めるという人は少なくて、「茶髪=ホステスさん」的な印象があった。

だから、若い頃から染めなくてはならなかった状況は相当負担だったと思う。

私が白髪染めを始めたのはいつだったかな。

おそらく、30代後半から1本、2本と増えてきたと思う。その頃は、見つけたら抜いていた。

40代に入り、抜くのには多すぎるようになってから、白髪染めを始めた。最初は、市販の「ブローネ」「シエロ」などを使っていた。

子どもの肌荒れが見つかってからは、できるだけ身体に優しいシャンプーや石鹸を探し、その過程で「ヘナ」を知り、それからはずっとヘナで染めている。

「ヘナ」は、「ヘンナ」とも呼ばれる植物の名前。インドや、北アフリカあたりでは、葉を乾燥させて粉にしたものを水などで溶き、髪・眉・爪・手足などの染色やペイントに使用している。

「ヘナ」だけで髪を染めるとオレンジ色になるので、インディゴの粉などを混ぜて、茶色にする。黒髪部分は色が見えず、白髪部分だけが茶色くなる。だから、メッシュを入れたようになる。

現在は、1ヶ月に1回ぐらい自宅で染めるのだが、それでも相当面倒くさい。美容室に通うとなるとかなり時間をとられる。もう染めるのを辞めにしたら、どんなに楽だろう。

そんな苦労を彼女たちは20代の頃から味わっているのだ。

50代。いつかはグレイヘア。でも、それまでは「ヘナ」。グレイヘアブームも落ち着きを見せてきました! 島田順子さんや、本ブログでも取り上げてきたマダムチェリー、木村眞由美さんのグレイヘアはかっこいい。 https://midsummer-greetings.…
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50代。いつかはグレイヘア。でも、それまでは「ヘナ」。

グレイヘアにする基準

雑誌「ハルメク」の調査ではこのような結果が。

「白髪染めをいつかやめたい」女性が7割以上。白髪染めをやめた女性は、60歳が転機でした!

◎既にやめた人は、いつやめましたか?(回答数7人)
平均59.9歳
7人中4人はなんと60歳で!

◎いつ頃やめたいですか?(有効回答数53人)
60~64歳6%
65~69歳11%
70~74歳23%
75歳以上58%
50代2%

◎白髪を染めている人、これからも染めますか?(回答数82人)
ずっと染め続ける
25.6%
いつかやめたい
74.4%

やはり、「50代でグレイヘアにしたい」と言う人は少ない。しかし、「いつかはやめたい」と言う人は非常に多い。

何を基準におくか?

たとえば、「若く見られたい」かどうかを基準におくと、やはり染めた方が若く見えることは否めない。

たとえば、「Beauty101byLisa」というYouTubeチャンネルを運営するアラフィフのリサさん。YouTubeチャンネルで、夫から離婚を切り出されたと大泣きしていた頃はグレイヘアだったのだが、離婚後、グレイヘアが黄色くなるというハプニングがあり、ブルネットに逆戻りした。

グレイヘアの頃

この頭は白髪が増えてきたため、ブリーチしてシルバーグレイに染めたもの。

ブルネットの今

もともと綺麗な人なので、どちらがいいかは意見が分かれるところだが、「どちらが若い?」と聞かれれば、ブルネットと言う人が多いだろう。

近藤サトさんもグレイヘアで有名ですが、ちょっと写真をいじくってみました。

やはり、茶髪の方が若く見えることは否めませ~ん。

ただ、基準は一つではないということ。

好きか嫌いか」「上品に見せたい」「自分らしくいたい」「自然体でいたい」「余計なことに時間をさきたくない」「おしゃれでいたい」などなど、何を軸に考えるかが重要。

近藤サトさんも、早くから白髪に悩まされて、白髪染めに振り回される生活とさよならしたかった。その解放感は私の想像を超えるだろう。

もし、そのうえ、「きれいになりたい」という軸上で、グレイヘアを綺麗だと感じるのなら、それはもう白髪染めをやめるしかない。

自分が、現時点で、何を軸に髪の毛について考えるのか。その上で、グレイヘアを選ぶのか、白髪染めを続けるのか決めることは、どちらが良いとか正しいとかそういうこととは全く関係ないのだ。

ちなみに、グレイヘア論争が起こった時、「白髪染めはエチケット」という意見があることを初めて聞いたが、それはナンセンスだと思う。全世界の白髪のおばあちゃんに失礼きまわりない!

グレイヘアにするのに重要なこと

果たして、私は50代でグレイヘアを選ぶのか?

答えは、今は「No」です。

「若く見えるかどうか」を基準において決めました。

なんと言っても、息子はまだ高校生。学校に行くと、へたすれば、30代のお母さんだっている。つまらない意地だと思われようが、もう少し「きれいなお母さん」と思われたい。

あと10年たって、孫が生まれたら、グレイヘアでもいいかな。

きっと、「あんたには負けないわよ」と、若いおばあちゃんと張り合ってるかもしれないけど。

グレイヘアにするにはセンスを磨く必要がある

グレイヘアの素敵なマダムを見て思うのは、「グレイヘアとのギャップに驚かされるほどおしゃれ」だということ。

上記に挙げた美しいマダムたちを見ても、「グレイヘア“なのに”かっこいい」と思うのだ。明らかに私の中ではいまだ「グレイヘア」はネガティブなものなのだが、それにも増して、いえ、それがあるからこそ余計にセンスが光って見える。

センスがない私がグレイヘアにすると、きっと老いぼれ感が際立つだろう。

「グレイヘアなのにかっこいい」を超えた先に「グレイヘアかっこいい」があるのだ。ぶっちゃけ、おしゃれな人は、髪の色が何色でもおしゃれってこと!

逆に、おしゃれじゃない人がグレイヘアにするとどつぼにハマるということだ。気を付けよう。

50女の心得

センスがなければ毛染めを続けよ。

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