50女のブランド力とは?
注意!「50女がどうやってブランド品を着こなすか」についての記事ではありませ~ん。
ブログやYouTubeするにあたって、自分をブランド化するってどういうこと!について考えてみます。
2019年10月よりブログを開始。
YouTubeをやっている友達に刺激を受けて、自分もYouTubeをやってみようと思ったのがきっかけ。ブログを始めたのはアドセンス取得のためでした。
ブログを始めてから、先駆者たちのブログを注意深く見ていると、ブログと一言に言ってもすご~く奥深いものだという事がわかってきました。
ブログにおける過去の遍歴も知らず、「この歳でブログ始めるってすごくない!」と自画自賛してみたり、「お小遣い程度稼げたらそれでいい」なんて思っていましたが、私より若い人が10~20年の年月をかけて積み上げていった血と汗と涙の結晶だったことを知ると、自分の浅はかさに頭が下がります。
ブログを取り巻く世界
私がこれまで定期的に読んでいたブログと言えば、仕事(翻訳)関係のものばかりでした。たいていは、「この単語はこのように翻訳できる」とか「翻訳料金のいい会社」等々。
あとは、旅行に行く前に現地人情報を仕入れたり、買い物する時にレビューを見たりとか、実用的なものばかり。
「こんな美味しいもの食べた」とか「こんなオシャレな所に行った」とかいった日記風ブログは、ひがみ根性がフツフツと湧き出てしまい、見る気がしませんでした。
だから、このブログも「50代以上の女性に役立つ情報」ということで、自分自身の経験や50代に役立つ商品などを紹介しいこうと思いました。ただ、PV(ページビュー)がまったく伸びません。1日1人とか2人とか、0人の日も少なくない。
もちろん、そんな簡単な物ではないことはわかっているつもりですが、方向性があっているのかどうか不安になってくるものです。
少し勉強しようと「ブログの始め方、書き方、伸ばし方」について書かれているブログも読むようになりました。
ブログ・ブランディング
最近、「わかったブログ」を運営されている「かん吉」さんの最新の著「ブログ・ブランディング」を読んでみました。
(注)「楽天」「Yahoo」では販売していません。
この本には、過去の経緯を踏まえた「かん吉」さんの考えが書かれています。
なんとなく、「いい内容のものを書いていれば」「たくさん書いていれば」「人々が興味のあるものを書いていれば」、いつか読んでもらえるとぼんやりと考えていましたが、上位表示されるためのGoogleのアルゴリズムはそんな単純なものじゃないみたい。
例えば、個人が癌で入院して闘病生活のブログを書いたとする。以前なら有益な情報として上位表示されていました。
しかし、企業がライターを雇って記事を寄せ集めて作るようなブログが増えた結果、癌などの専門知識を有するコンテンツは、病院や製薬会社などの信頼できる筋の組織のみが上位表示されるようになった(らしい)。
どんなにいい記事を書いても、Googleのさじ加減で、ある日突然日の目にでなくなることもあるのです。
そこで、「かん吉」さんが推奨しているのが、「ブランディング」。自分の個性を磨くことで、自分自身をブランディングし、「この人のブログが読みたい」と思わせる仕組みを作る。
たしかに、私が今まで見てきた情報もブログの形式をとって書かれていましたが、そのブログのタイトルをまったく覚えていない。ただ単に消費されている記事なんですね。
でも、私が先日ブログ村のランキングで上位に挙がったものは、タイトルはうる覚えではあるけれど、その人一人一人がどのような人生を歩まれてきたのかを覚えている。
「夫がパワハラで別居中の節約生活」とか「ずっと独身で契約社員をやりながら貯金している人」、「21歳年下夫と昭和な家に暮らす50代女性」等など。
「この人のライフスタイルがちょっと気になる」と思わせることがブランディングにつながる。読んでいるうちに親近感がわいたり、「この人が言っているんだから信用できる」と思ってもらえたら大成功。
つまり、自分をブランド化することが、ブログ・ブランディング。
私の何がブランドになる!?
ということで、私の何がブランドになるのか考えてみました。
① 50代女性
50代の女性でも先ごろどんどん活躍されていています。
これも読んでみて。
「【50代女性対象】の人気ブログ」
たとえば、「60代一人暮らし 大切にしたいこと」のショコラさんのブログは書籍にもなりました。(ブログ開設当時は50代でした)
YouTubeでは、「yoriko makeup channel」や「大人のためのFashion Recipe」などの50代を対象としたメイクアップチャネルやファッションチャネルもここ数年でどんどん増えています。
その一方で、YouTubeチャネルをよく見ているという50代の友人は少なく、まだまだ視聴者予備軍はたくさんいるような気もします。ネットの世界ではまだまだ成長株だと思います。
だから、私のブランドとして含めてもいいでしょう!
② インターナショナルな感じ??
20年翻訳の仕事をしていました。そして、夫はアメリカ人。これだけでも、他の50代とは差別化できるかな!?
ただ、自分自身は若い頃に半年ほど海外を遊学していたことを除いてまともな海外生活はなく、どっぷり日本人。
そのうえ、英語のスピーキングが信じられないほど下手くそで、「翻訳家で旦那がアメリカ人のくせに、あんな英語しかしゃべられへんの!?」というコメントが嵐のように押し寄せそうで怖いです。
でも、それも含めて武器になるかもしれない。英語を教えることはできないけれど、「夫がアメリカ人で翻訳家なのに英語が話せない人」って変な意味でめっちゃおもろいかも!
はい、ブランドに決定!
③ あと1つ・・・。
あともう一つぐらい特徴があったらいいな。
上記2つはどちらかというと状況であって、私が自らの意思で勝ち取ったものではない(翻訳についてはあまり触れたくないし)。だから、例えば、「踊れる」とか「旅好き」とか、自ら発信できるものが欲しい。でも、・・・・・・・ない!
過去には色々な趣味を持っていました。絵本サークルに入って絵を描いたり、つまみ細工、切り絵、フルート。今も、テニスとハンドベルをしていますが、どれも今一つ情熱を持てない。だから、熱く語ることもできません。
でも、この「あと1つ」が結構大事だと思うんです。
「かん吉」さんの「ブログ・ブランディング」にも書いてありますが、「かん吉」さんは、ブログを書くことによって、ネットマーケティングのお仕事をもらったり、自らのマラソン経験を書くことによってその分野のお仕事をもらったりするようになったとか。
ブログやYouTubeの先にあるものを見据えて、この「あと1つ」を育てていく。
しかし、今の段階でそれがわかれば、ブログやYouTubeをせずに、最初からそれをやるという手もあるのですが・・・。
3つ目は保留としましょう。ブログを続けることで見えてくるかもしれない。
自分をブランド化するって、ブログやYouTubeをやらずとも、自分と言うものを見つめなおしたり、自分に自信をつけるという意味で良いことかもしれません。みなさんも考えてみては?