年明けから、人生、手帳に書いた通りにはいかず・・・。

年明けもCITTA手帳を書いて
自分の思い描く人生に向けて歩む!
は
ず
だっ
た・・・。
母からの呼び出し
年末29日に父の失神騒動があった。

高齢者によくある事らしく、しばらくすると意識は戻ったので対処法を話し合って帰った。
31日は百貨店で買い物をするのが母の習慣だったので、電話してみると
「買うものはないから行かない」とのこと。
どうせ、元旦にお節やハムを持って訪問することになっていたので
買い物に連れて行かなかった。
1日に両親宅を訪問して新年を祝い、
2日には姉家族が両親宅を訪問した。
そして、4日の朝。
お正月気分を捨てて朝から英語のリーディングを行い、
午後は八坂神宮に行こうかと旦那と話していた時、
母から電話。

食べるものがないから、買い物連れてって欲しいんだけど、

あなた、暇?用事あんの?どうしても無理なん?
暇ってわけじゃないけど、用があるってわけでもない・・・

ということで、実家にいった。
その日は、父親のデイサービスの日だったが
血圧が高かったため、デイには行かずに寝ていた。
そして、母の父に対する愚痴が始まる。
この数年間100万回聞いてきた同じ愚痴。
誰か教えて欲しい。同じ事を100万回言っているという自覚があるのだろうか?
そして、父を施設に入れたいと言い出した。
これも何回も話し合ったこと。
父は、認知症ではないし、
自分で食事も、トイレも、お風呂もできる。
ただ、それ以上の事をせず、日がな一日ボ~っとしているだけ。
この状態で施設に入れる必要はないし、公的施設に入るのは難しいのだ。
だからどうすれば母が楽になるのか何度も聞いてきた。
しかし、その質問に対する母の答えはない。
父が傍にいるだけでイライラするらしい。
なんか悲しい。なんか悲しいよ。
希望が見えた!
しかし、母の体調も悪くなってきている。
動けるので「支援」認定は無理だが、
昔からある喘息のほか、最近は膀胱炎や足のむくみもあり
いつか倒れてしまうかもしれない。

それもこれもみ~んな、介護ストレス。
確かに、介護疲れで母がダウンしてしまうのはよくない。
かといって、私も姉もできることはやってるつもり。
「施設」の事を真剣に考える時期にきているのかもしれない。
それじゃあ、ケアマネージャーさんにお願いしてみよう。
施設はここから近い方がいいよね。


私には足(車)がないから、どうせ1ヶ月に1回ぐらいしか行かないよ。どこでもいいよ。
この母の言葉に、ふとあることを思いついた。
私のマンションは父を受け入れるには狭いし、
ストレスまみれの旦那を更に追い詰めることは目に見えている。
だから父を引き取ることはできないが、
もし、父が私の住んでいる地域の施設に入れれば、
私が毎日のように様子を見に行くことができる。
そしたら、母の事は姉にまかせ、
私は、あの念仏のような100万回の愚痴から解放される!
ここ数年、旦那と母のダブル愚痴に疲れ果てていた私の心は、
この瞬間、光がさすように軽くなったのだった。
ケアマネさんの「ふくみ」のある声
翌日、ケアマネージャーさんに電話をした。

すみません。母が限界で、父を施設に入れたいと思うのですが・・・
すると、明らかに入所には否定的な声の響きで
何故ですか?何がだめなんですか?何が無理なんですか?

明らかに、
「お父さんは、施設に入れるほど悪い状態ではありません。
どうして家族でお世話しようとしないんですか!」
という声であった。
確かに、父は最低限のことは自分でできる。
母もいるし、娘たちもいる。
もっとひどい状態の人をたくさん見てきたケアマネさんにしたら
「人任せにしすぎ」と写るのでしょう。
しかし、母の病気や私と姉の事情などを簡単に説明し、
とりあえず今後の対策について、直接会って話すことにした。
ケアマネさんに会う前、

お父さんの希望はある?家に居たい?
と聞いてみた。すると
・・・・・・・・・(長い沈黙)。どうせ、わしの希望は通らない。

(つまり、家に居たいということ)
大きな決断
結論から言うと、父の希望は半分通って、半分通らなかった。
介護老人保健施設にいれることになったから。
介護老人保健施設とは公的施設で、自宅で生活するのが難しい人が、在宅復帰を目指すために入居するところ。
入居期間は原則3ヶ月。その後はいったん自宅に帰る。
1週間のお試しもあり、1ヶ月で帰宅してもいいし、
3ヶ月後も条件が合えば6ヶ月まで延長できる。
自宅に帰ったあと、また入所することもできる。
3ヶ月施設、3ヶ月自宅、なんてことも可能といえば可能。
その間に、父の様態が変わるかもしれないし、
母の心情が変わるかもしれない。(淡い期待)
この決断が、後々、いい決断だったと思えるといいけれど・・・。
50女の心得
両親をみながら、自分の将来に備えよ。
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