パッションテスト。アラカンになっても「自分探し」する女はダメでしょうか?
翻訳者をやめてかれこれ5年。
いまだに次のステージを模索する58歳。
「このままでいいのかなあ」と思いつつ、このままではあっという間に90歳😭とかになってしまいそうです。
でも、「これが私の生きる道」みたいなものが必ずあるはず!
この歳になっても、「自分探し」する自分を晒していきたいと思います。
待っていても「やりたいこと」は、やってこない!
何か楽しい仕事がしたいと、前職をやめてはや5年が過ぎようとしています。
80歳ぐらいまで働きたいと思っているのに、何がしたいのかがわかりません。
あーだこーだしてるまに、すっかり腰が重くなり、パートの応募にも躊躇してしまう始末😰。
自分でイジイジ考えていても全く答えがでそうにないので、
パッションテストなるものを受けてきました。
パッションテストとは?
パッションテストとは、数ある自己啓発セミナーの一つ。
アメリカ人のジャネット・ブレイ・アットウッドとクリス・アットウッドが考案した情熱発見ツールらしい。
世界46か国以上で行われ、ファシリテーター数は1000人を超えており、もちろん日本にもいる。
詳しくは、HPをご覧ください。
本もあります。
カウンセリングを通して、自分のパッション、自分が本当にやりたいことは何なのかを探り出し、
それをどのように実現させていくのかも考えていく。
パッションの特定: テストは、自分が心から情熱を持つ活動やテーマを見つけることから始まります。参加者は、何が自分にとって重要かを深く考えることが求められます。
優先順位の設定: 特定した情熱に基づいて、それらを優先順位付けします。これにより、何に最もエネルギーを注ぐべきかが明確になります。
行動計画: パッションを元に具体的な行動計画を立てることが促されます。目標を設定し、それを達成するためのステップを明確にします。
自己成長: パッションを追求することで、自己成長や人生の満足度が高まることが期待されます。参加者は、自分自身の価値観や願望により深くつながることができます。
ChatGTPによる要約
各セッション内容や価格については、直接お問い合わせください。
パッションテストを受けた理由
パッションテストなるものを教えてくれた知り合いがいます。
彼女とは20年ほど前に出会い、当初から彼女の前向きな態度にあこがれを抱いていました。
子育てしながら互いの道を進み、時々連絡を取りつつ、縁が続いていました。
しかし、私がグダグダしている間に、彼女は世界をまたにかけるビジネスウーマンに!
先日、何かのきっかけで連絡をとったおり、自分の状況を話すと
それは、パッションテストを受けてみた方がいいわね!
と、言われました。
聞いたところ、彼女も自分の道に悩んでいた頃、パッションテストを受けて進むべき道がはっきりしたそうです。そして、本業をつづけながら、パッションテストのファシリテータにもなっていました。
正直、この手のワークショップは少し敬遠していたところがあります。
なんか、怪しげ・・・。
値段が高い・・・。
効果がない・・・。
結局、へんな勧誘・・・?
でも、彼女は信用できる人だし、
いままで、自己流で探してきたものの、もう自己流では解決できないような危機感がありました。
だから、あまりごちゃごちゃ考えずに飛び込んでみることに。
パッションテストの内容
テストは、ファシリテータとの問答によってすすんでいきます。
(あまり詳しく書くと営業妨害になるかもしれないので簡潔に書きます)
また、私の受けたセッションは1回のみです。
セッションを続けるごとに、より明確なパッション、自分の生きる道が明らかになっていくようです。
理想的な人生に必要なことを10個あげる
「私の人生は理想どうり!」と思える時のあなたってどんな人?
まず、取り組んだのは、「自分が理想とする生活を送っている」と仮定して、その時の自分はどんな状態・状況にあるかを10個書き出す。
しょっぱなから、全然できませんでした。
それがわかっていたら、ここに来ていない・・・
と内心思いながら、苦戦していると、ファシリテータの彼女が色々と会話しながら助け舟をだしてくれる。
「昔、絵を書いていたよね」
「英語を話してどうしたいの?」
「美味しいものを食べるって、結局どういうことかな?」
などなど。
なんとかひねり出した10項目の一部を公開。
- 絵本作家
- 英語を話せるようになりたい
- モヤモヤから出たい
- 心から笑いたい
- 家族の健康と幸せ
- ごみを減らして地球をきれいに・・・・
頭を開いて脳みそ見てみたいほど、とりとめのない内容となりました。😢
この後、10個の項目を5個に絞る。
私の5項目はこちら。
- 家族の健康と幸せ
- 心から笑う
- モヤモヤから出る
- 自分の気持ちを正直に表現する(子供の頃の自分と今の自分のギャップを埋める)
- 「あなたから元気をもらえました」と言われる人になる
日ごろから、モヤッとしか考えてないのでモヤッとした5項目になってしまいました。😢
人によっては、
- 本を出版する
- 美容界のカリスマになる
- 人を幸せにする建築家になる
- 世界中を旅して生きる
なんていう具体的な答えがでてくるのかもしれません。
パッションマーカーを付ける
5個それぞれに、パッションマーカーを2~3個つけていく。
パッションマーカーとは、それができていれば目標が達成できているという指標のこと。
例えば、私の場合、結局パッションの1位は「家族の健康と幸せ」だったのだけれど、
それを達成するために以下のマーカーを3つ付けました。
- バランスのとれた食事を提供している
- 家族との会話を大切にしている
- 心地の良い住空間を提供している
これができていれば、私のパッション「家族の健康と幸せ」は達成できているということ。
同じように「家族の健康と幸せ」をパッションにした人でも
「十分な収入をもたらす」、「いつも笑顔でいる」「家族サービスする」など、マーカーは人によって違うようになる。
パッションテストの結果
結果として、5つのパッションを見つけ出し、それを達成するためにすること(マーカー)を考えて実行する。
私の場合、このようになりました。
- Passion 1: 家族の健康と幸せ
- バランスのとれた食事を提供している
- 会話を大切にしている
- 心地の良い住空間を提供している→断捨離・掃除
- Passion 2: 心から笑う
- おもしろい人に会っている
- おもしろいもの(エンタメ、本、映画)に触れている
- とりあえず笑顔を作る→口角をあげている
- Passion 3: もやもやから出る
- 自分と対話する時間をもっている
- 自分の気持ちや考えを言語化している
- もやもやしていない人(ロールモデル)を見つけた→いろいろな人と会う機会がある
- Passion 4: 自分の気持ちを正直に表現する(子供の頃の自分と今の自分のギャップを埋める)
- 子供の頃好きだったことをしている(お絵かき、音楽、お芝居)
- 自分の正直な気持ちを書き出している
- 常識にとらわれていないか自問自答している
- Passion 5: 「あなたから元気をもらいました」と言われる人になる
- いつもポジティブシンキングだ
- いつも元気だ→テニスに毎週2回に行っている
- 発信している→元気になるようなことを発信→人に会ってつたえている。ブログもYoutubeもやっている
パッション自体はモヤモヤしているけど、マーカーを付けるとやるべきことが見えてきます。
この時、マーカーは「すでにパッションが叶っている」という仮定で書いていきます。
例えば、「テニスに毎週2回行くようにする」ではなく「テニスに毎週2回行っている」となるのです。
結構やるべきことがたくさんあって大変そうです。
今後のセッションで、もっと絞っていくのかもしれません。
受けてみて気づいたこと
〇言語化できていない
自分のことは自分が一番よく知っているはずだけれど、まずそれを言葉にできない。
例えば「自分の性格は?」と問われても、
「優しいところもあるし、現実的でキツイところもあるし、優柔不断で・・・」
と、自分というものを語る術をもっていないことに気が付いた。
もちろん、人間は複雑で一言で言い表すのは難しいけど、
とりあえず言葉にして、文字にして、そしてその是非をまた問いかけるうちに
だんだんと自分と言うものが見えてくる。
人って、考えているようで考えていない。
というか、考えるだけで終わって、答えを先延ばしにしているんだなということが分かった。
答えが間違っているかどうかは、また別の話。
前に進むには、答えを出し、間違っていたら考え直し、修正して前にすすんでいくものなのだということが分かった。
〇パッション=理想的な人生に必要なこと
結果的に、私のパッション5つの中で、1番優先順位の高いものは「家族の健康と幸せ」。
ファシリテータをしてくれた友人も同じような内容が1位となったと言う。
ここで疑問。
もちろん、「家族の健康と幸せ」は私にとっては一番大切なものだが、
果たしてそれが私が情熱をもってやっているかといえば、みじんもない・・。
ご飯づくりに、洗濯、掃除・・・。
義務感からしかやっていない・・・。🤣🤣
これを理解するには、パッションテストの続きを受ける必要があるよう。
ただ、「これがパッションか」と言われると困るのだが、
最初の質問の通り、「理想的な人生に必要なこと」であることは確かです。
「家族の健康と幸せ」がなければ、「理想的な人生ではない」と思うからです。
今回、パッションテストを受けてよかったことは、
思った以上に自分で自分がわかっていないこと。
そして、それがわかるには、言葉に書き出していくのがいいということ。
また、書いただけで終わらず、毎日書いたものを見て、それに準じて生きようとすることが大事。
パッションテストを受けて終われば、何も進まないのです。
今日は、パッション5番目のマーカー3番目を実行することができました。
アラカンにもなって、自分が何者か、何がしたいのかわからずもがき苦しんでいる人がいるという事実に、「私も!」と安心してくれる人もきっといるはず。
「元気になりました」と言われるまで、まだまだ、自分探しの旅は続きそうです。
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