エクオール作れてますか?
ひっきりなしに襲ってくるホットフラッシュ。そして眠れぬ夜・・・。
医学に頼る前に自分でなんとかしようと頑張ってきたのだけれど、改善の兆しがない。
閉経したて2~3年前は、まだ私の中の女神エストロゲンが頑張っていたのか、
数カ月ごとにホットフラッシュがある時期とない時期を繰り返していた。
しかし、今年は春先から途切れることなく続くホットフラッシュ。
ホットフラッシュってただ身体が熱くなるだけでなく、それで夜中に目が覚めてしまうのが悩ましい。
毎日、寝不足~~~。
寝不足が原因で頭痛や倦怠感が起こる。
今までも色々試して、良くなった時もあった。
大豆イソフラボン
更年期が始まって以来、大豆製品はとるようにしてきた。
他にも、呼吸法や、ツボ押し、アロマなども試してきた。
一瞬、これらのおかげで治ったような気がしていたが、
ただ、周期的に終盤だっただけなのか、今回は全然収まらない。
つらい。
つらい。
つっら~~~~I!
怒りにも似たこの感情。
なんとかせねば!
大豆製品を食べてイソフラボンを補給しても効果がないということは!?
もしかして、今まで効果があるというのは思い込みだったのかもしれない。
イソフラボンを摂取しても、それを体内でエクオールに変える力がないと女性ホルモン様な働きはしないらしい。
私がエクオールを作れる身体かどうかは検査しなければはっきりしないのだ。
エクオール検査キット購入
ということで、エクオールを作り出せる身体かどうか検査してみることにした。
病院でもできるのだけど、病院に行く時間もないので市販のキットで試してみる。
あれこれネットで探してみると、いくつかある。
技術的なことはわからないけれど、自分なりに調べてみた。
「株式会社ヘルスケアシステムズ」の 「ソイチェック」。
「株式会社ヘルスケアシステムズ」は、2009年設立の大学発ベンチャー。
大塚製薬のサプリ「エクオール」と抱き合わせ購入もあり、他にも大手企業とたくさん取引があるようです。このことから、信用できるブランドかと考える。
尿を採取して送る方法で、価格はだいたい3800円。
「株式会社ミルイオン」の「エクオールチェック」。
こちらは、大阪大学発のベンチャー企業。
企業ページを開くと、なんかあまり信用できなさそうなおじさんの顔がば~んと出てくるんだけど、これが大阪大学准教授である新間秀一さん。社長は、大阪大学卒の小竹和樹さん。
「株式会社ヘルスケアシステムズ」に比べると、まだまだ整ってはいないけれど、ちゃんとしたところみたい。
島津製作所系列の会社と連携したり、スタートアップ企業として賞をもらったりもしているので、信用できそう。
尿を採取して送る方法で、価格はだいたい2800円。
上記2社の他にも「EQUOTEST エクオテスト 尿中エクオール検査キット EQUOTEST エクオテスト」や「ジンメトリー(Genemetry) エクオール産生能力チェック」というのも出てきたが、私のリサーチ力では会社の情報(社長が誰とか所在地はどことか)が見つからなかったので、除外した。
結局、選んだのは「株式会社ミルイオン」の「エクオールチェック」。
理由は3つ。
1)値段が安い
2)「ソイチェック」は、大塚製薬のサプリと手を組んでいるので、「エクオールないですよ」と言ってサプリを売ろうとしている?!と疑ってしまいそうな自分が怖い
3)エクオール値だけでなくイソフラボン値も測定してくれる。そのため、エクオール値の少ない理由が、大豆製品が足りていないからなのか、食べても作られないのかがわかる。
エクオール検査
キットを購入すると1週間ぐらいで送られてきた。
アマゾンのサイトでは、プラスチックケースにはいってA4サイズぐらいかと思ったら、文庫本サイズだった。
尿採取の黄色い筒状の入れ物が2重構造になっており、はずして片方に尿を貯め、片方で覆う。
返送用封筒で送り返し、約1週間待つと、メールで検査結果へのログインURLが送られてくる。
エクオール検査結果
という結果がでました。
とりあえず、作られているということに一安心。
しかし、エクオール生産量は5.9µM
人によっては、75µMも作れる人もいるそうなので、多いとは言えないでしょう。
また、腸内細菌によって作れなくなったり、もっと作れるようになったりするそうなので注意が必要。
イソフラボンの量もまだ上限に余裕があるので、もう少し大豆製品を摂取するのがいいかもしれない。
大塚製薬によると、1日あたり10mgの摂取が目安となることがわかっている。
個人差はあるが、エクオール10mgを腸内で産生するためには、大体50mgの大豆イソフラボンが必要で、大豆食品から摂取する場合は、豆腐なら2/3丁(200g)、納豆なら1パック(50g)、豆乳ならコップ1杯(200g)が、エクオール10mgを作るのに必要な目安量です。
とりあえず、毎日欠かさず大豆製品を取るようにしよう。
エクオールはエストロゲンに似た働きをするので、ホットフラッシュだけでなく、肌の衰えや薄毛を含むさまざまな更年期障害を緩和することが期待されている。
大豆はタンパク質も豊富だしいいことずくめですね!
58年5カ月
女は大豆を食べて蘇る!
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