父、ショートステイに慣れてくる
一泊二日のショートステイが無事終了。
2週間後には二泊三日のショートステイも何事もなく終わった。
ショートステイとデイケアを組み合わせて母の負担を減らし、
父も家に帰ってくることができる。
これでうまくいくなら言うことないのだが・・・。
介護付き有料老人ホームへ?
しかし、なぜか母のストレスは最高潮に達した。
準備が大変な割に、すぐ帰ってくる~。ショートステイじゃだめだ~。もう、だめじゃ~。
ということで、作戦はあえなく失敗。
仕方ないので、父の(永久的)施設入所を見据えて「介護付き老人ホーム」を探すことになった。
私と姉でそれぞれ施設の資料を取り寄せたりして検討したが、
コロナ禍で見学させてもらえず、決めかねていた。
そんな時、ケアマネージャーさんが近くの空いているホームを探してきてくれた。
幸運なことに、一カ月のお試しステイもできるという。
ケアマネさんに1ヵ月の概算を出してもらうと、約25万円。
やっぱりそのぐらいかかるのね。
はたして、そんな余裕があるのだろうかと思案する横で、
お父さんの年金をつぎ込めばなんとかなる!とにかく、もう無理なの~!
介護の中心は母だ。
母が無理だと言うなら、誰も止めることはできない。
資金援助することも視野に入れて、話を進めるしかない。
今までも、母の負担を減らそうとしたが、
「具体的にどの部分を助ければ楽になるのか?」という問いには、
特にない。お父さんがソファーで口を開けて寝ているのを見るだけでイライラする。
と言う。
これは介護の問題というより、ほぼほぼ「夫婦の問題」だ。
娘には解決できない。
翌日、早速、その老人ホームの施設長さんが父の面接と説明をかねてやってきた。
ちなみに、この一連の話し合い中、
父はずっと傍にあるソファに座って
私たちの話を聞いている。
コロナ禍で面接はできないことや
細かなルールなどを聞いているうちに、父が
もうやめてくれ~
とつぶやいて頭を抱えてしまった。
しかし、その施設の1ヵ月ステイはとんとん拍子ですすみ、
翌週半ばには入所できることになった。
帰るとき、父は
もう、会えんのか?
と聞いてきた・・・。😭😭
もちろん、面接もできるし、一時帰宅も可能だが、
コロナ禍ではそれもままならず、
「すぐ会えるよ」と言えないのが辛い。
ショートステイふたたび!
しかし、この計画はあっけなくとん挫した。
予定していた施設でコロナ患者が数人でたためだ。
今後の予定は白紙状態。いつ受け入れてくれるかもわからない。
そこで、ケアマネージャーさんが老健さんでの三泊四日のショートステイを探してきてくれた。
ほんと、このケアマネージャーさんは気が利いて行動が早い!
感謝してもしきれない。🥲🥲🥲
一週間後、父は三泊四日のショートステイに旅立った。
二人に変化?
三泊四日のショートステイを終えて帰ってきた父。
施設のスタッフさんに送ってもらった別れ際、
○○さん、また来てね~。
と言われ
二度と行かん!
と答えた父。
3回目ともなると少しは慣れてはきている。
しかし、話を聞いてみると
また騙された。すぐ帰れると言いながら、なかなか帰してくれへんかった。
いやいや、ちゃんと三泊四日と伝えてあるのだが・・。😓😓
しかし、今回は施設で体操をしたり、顔なじみのスタッフの方も増えてきたようだ。
それほどの拒否感はない。
驚いたのは母の変化だった。
三泊四日でゆっくりできたようで、心にも少し余裕ができたようで
お父さんを一カ月も入れっぱなしは可哀そうだね。
といい、「デイケア+ショートステイ」で出来るところまでがんばろうという気持ちがでてきた。
冷静に考えて、年金だけで25万円を捻出するのは難しいことも分かったようだ。😁😁
しかし、母はこうも言う。
これは、あくまでも今日の気持ち。明日はわからん。コロコロ変わってもしかたない。覚悟しといて。
50女の心得
いくつになっても女心はコロコロ変わるのじゃ。