我が家は年末に大掃除をしない

突然ですが、我が家は年末の大掃除をしません。

なぜかというと、アメリカ人である旦那が嫌がったからです。

結婚から数年後のある年末、「1年間日本の就業規定を守って一生懸命働き、やっとゆっくり休めるこの時期に、なぜ汗水たらして『掃除』をしなければならないのか!」と、涙ながらに訴えてきた。

確かに一理ある。

そこまで言うのならやらせるわけにもいかない。

去年までは共働きの生活。ふだんから隅々まで掃除するのは難しい。しかも、フリーランスの翻訳家というのは年末年始関係なく仕事を入れられる。クライアントは、「休みに入る前にとりあえずぶっこんで、休みが終わると同時に回収する」というスタンスで仕事を依頼する。

私としては、せめて正月三日間だけでも休みたいので、12月31日までフル回転で仕事をするのが常であった。

だから、大掃除をする場合、旦那にその大半をお願いすることになる。

そりゃ、嫌ですよね。ということで、年末の大掃除をやめました。

年末大掃除をやめて気づいた3つのこと

①本当にゆっくりできる

もともと正月休みは、夏休みと違って「遊ばなきゃ!」という意気込みがない(人によって違うと思うけど)。

実家や親せきも比較的近くにあり、三が日に会いに行くだけ。大掃除やおせち作り(「おせち」は最初から作ったことがない)がないと、本当に特に何もすることがないのだ。

遅くまで寝てダラダラしたり、あてもなく買い物したり、夕食も外で食べる。

仕事や学校に出かけないので、洗濯物も毎日しなくてよい。

これが1週間以上続くのなら、部屋の汚さにイライラしてくるかもしれないが、所詮年末は4日間ほど。誰も文句は言わない。

昨年(2019年)3月に翻訳業をやめた私にとって、2019年の年末は本当に天国であった。

②掃除するには寒すぎる

冷静に考えると、あんな寒い時期に外回りの掃除やぞうきんがけはつらすぎる。

暖を取りたいがために、お粗末な掃除になってしまう可能性もある。

年度末も終わってないので捨てられない書類もたくさんあり、体力を消費する割には結果がでない。衣替えもできないしね。

掃除するには、ベストな季節ではないと思う。

③「新年」感うすまる

ただし、「新年」を迎えるという神々しい感じが無くなることは否めない。

現在の所、元日は親の家に行くので、「新年」感は取り戻せる。これが無くなったら、年末からズルズルとした日々が続いてしまう恐れがある。

しかし、旦那にとって「新年」は「クリスマス」に比べると大したイベントではない。クリスマスもテキトーな我が家では、バランスをとるためにもこのぐらいが丁度いいであろう。

年末大掃除を回避するために

といっても、年末大掃除をしなければ、キッチンの油も落とせないし、窓もホコリを被ったまんま。じゃあ、いつするのか!?

①日常的に少しずつ掃除する

毎日、少しずつ掃除する。汚さない工夫をする。レンジフードカバーを小まめに代える。冬場も喚起してカビを生えさせない。

②GWや夏休み、連休などで掃除する

暖かい季節に、水をじゃんじゃんかけながら、サッとすませる。

小さい子どもさんがいたら、水遊び感覚で楽しめる。

今年はコロナのせいで家にずっといるからベストだと思う。ダラダラするのにも飽きてきたし、掃除するには気持ちのいい気候。

お日様の光をあびながら網戸に水を流すとなんと気持ちのいいことか!気分も晴れますよ!

③外部の人に頼む

プロに任せてしまおう。

今は、結構お値段もお手頃になってきている。少なくとも、キッチン、風呂場、トイレはお掃除屋さんを頼ってもいいと思う。

50女の心得

年末大掃除なんていらない

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